最近の基板交換4例

ハードディスクのハード的障害で多い原因は@セクターの訂正不能のECC/CRCエラー、A基板障害、Bヘッド吸着・引っ掛かり、ヘッドとディスクのアラインメントのズレ等であり、純然たるヘッドクラッシュやディスクの傷、モータの障害は意外と少ない。
ディスクが回転していない場合、ほとんど基板障害とヘッド吸着であるが、ヘッド吸着の場合はウッウッと回ろうとして回れない音がするのに対し、基板障害ではまったくの無音である。ディスクは回転しているがヘッドの動作音がしない場合も基板障害を推定するのが良く、稀にヘッドが戻ってストッパに当たるいわゆるカッコン音がする場合もある。カッコン音は多くはディスクとヘッドのズレや汚れによる場合が多い。
Maxtor 2B020H1 / 20GB
Mが救出対象機(以下同) Mは通電すると「ビョビョーン」とビー玉をガラス板に落としたような音が1回して、BIOS認識しない。適合機AはCODEが同じ。(CODEが同じなら必ずOKとは限らないようですが。)
この機種はヘッドクラッシュ例も多い
MA
BC

M
A:◎
B:×
C:×
IBM IC35L120AVVA07-0
ディスクは回転するがヘッドの動く音がしない。適合機AはDATE, MLCが同じ。
A
M
B

M
A:◎
B:×


DJSA-220 / 20GB    M:ディスクの回転音が聞こえない。   
同じMODELで回転・認識、アクセス可能に。パッキングを裏表逆に使っているのが目を引く。
M           A
M







A:◎
Hitachi C4K40 / 40GB    M:ディスクの回転音が聞こえない。
Mはモデル名がよくわからないが、同形、同容量のC4K40基板でOKだった。
M







A
:◎

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