一太郎ファイルの救出        03/07/05
メディア: 1.44MB WindowsフォーマットFD
症  状:ファイルを開こうとすると、「例外06が発生しました」というエラーメッセージが出てパソコンがフリーズする。Windows95,98ではルートディレクトリが見え、1個htmlファイルが開くが、6個の一太郎ファイルが開かない。Windows2000, XPではFDそのものを認識しない。

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―救出作業―
まず、不良原本を1.44MBにフォーマットしたFDにスキップコピーしながら、不良個所を調査する。(作成されたコピーFDを@FDと呼ぶ。)
読取不良個所は下記:
  セクター3, 12, 13, 729
@をWindowsにかけてルートを詳細表示してみると、ファイルが見え、それぞれかなりの容量がある。ただし一太郎では「予期せぬエラーが起き」て開かない。
@をNDDにかける。
FATとディレクトリ構造を修復して、ロストクラスタをひろってくれる。
この時点で一太郎として認識されるファイルは6個で、無事開くのが2つ、プラスhtmlが1つであった。  
ロストクラスタはほとんどファイルサイズが1KBで、役に立たない。
開かない4個の一太郎ファイルをハードディスクにコピーする。(読み込みを速くするため)
MIFESでプリプロセッサをUnicode Big Endianにして、エラーのある一太郎ファイルを開く。
制御記号の中に、まとまって読める文章が見えるので、これをコピーして、同時に一太郎の新規文書を開き、ペーストして保存する。

以上、細かい操作は自分流ですが、一太郎のデータはUnicode Big Endianで読めるという点が眼目です。秀丸でもの指定ができます。

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