- おろしたての正常な5インチオアシスEFフロッピィに30行×10ページの空白文書を作成(文末に改行だけをいれる)、複写・複写で128文書にします。これはダミーの修復元文書FDです。
- 初期化直後の3.5インチビジネス用空文書FDを3枚用意します。これは修復先FDです。
- 補助の「フロッピィ文書修復」を選択、@で作成したダミーFDを5インチデッキにセットして実行キー1回打鍵、「文書側に修復先を入れなさい」のメッセージの時、Aの3.5インチFDを入れ、実行キーを押す前に修復元の5インチFDを本当の不良FDと入れ替えて、実行キーを押します。この時5インチ側は点灯して、ヘッドが下りていることを示していますが、実行キーを押すまでは回転が止まっているので、かまわず入れ替えるのが、ポイントです。
- 「修復」が終わると、最大3枚のFDに結果が残ります。見ると文書内容はデタラメですが、文書リストには元FDの文書名や桁数が反映しているものができています。これをもとに第2のダミー文書FDを作ります。切り出される文書の桁数は元の文書リストの桁数で、ページ数はダミーのFDでの指定に従っているようです。蓄積データはかならずしも文書リストの順序にならんでいるわけではないことも考えあわせて、ダミーFDの文書の桁数、ページ数を決めます。切り出したい文書の桁数の時そのページ数を極端に大きくすると、指定が重なった部分の不良FDの蓄積データ内のその桁数に合う文書データはきれいに切り出されます。切り出された結果を見て、まだ後ろにデータがありそうかどうかも判断します。この辺の説明は複雑すぎるようですが、まぁ本当に直したい方は小生にご相談くださり、研究好きの方は、いろいろ試行錯誤をやってみれば段々しくみが解ってきます。ダミーの作業はは第3第4・・・と成果がなくなるまで続けます。
その他のアドバイス:
- ダミーFDを作るには常にまっさらのFDを用意する必要があります。それには5インチの2HDFDをMS-DOSでフォーマットしてからEF文書に初期化するの普通ですが、5インチFDユニット付きPCとコピーツールがあれば頭の1トラックだけをオアシスでなくして、それをOASYSでEFに初期化すれば時間の節約になります。
- 修復先に正常な形の文書が復元されたら、HDに複写して保存していきます。修復先は同じFDを使い続けてもかまいません。
- 桁数は20,40,48,80,等の開きなら決定的に違うので、適合しないデータは文字化けしてしまいますが、68をもし70で切り出しても文字化けしないで右余白が付いてくるだけです。
- 切り出し結果に「誓」の字がならんでいたら未使用領域を切り出しています。
- 以上の手順は何もEFフロッピィに限ったものではなく、2DDや2HDの文書フロッピィにも適用できます。時間はかかりますが、修復ツールがない方はこれでやってみてください。
|TOPページ|
|