作業No.2M169, 171 | 詳細情報 | |
media | MO 230MB | |
症状 | ディスクを入れると「初期化しますか」になってしまう。B's Crewでも「フォーマットが必要」となる。 | |
対応 | |
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1. | SCSIディスク修復ツールで障害MOの複製をつくる。@ このコピーMOを3種の市販有名ツールに掛ける。 |
松田利昭氏のシェアウエア・Disk Salvage Toolsの一環。DOS/VマシンのHDに一旦イメージコピーを作り、これをMacで初期化したMOに書き戻す。このソフトでは0セクター目はスキップする。Windows形式ならほとんどコピーしただけで直ってしまう。Macの場合元の形式がMac
OS標準か拡張か分からないから両方で試す。結果的に拡張フォーマットではどのソフトでも復元できなかったので、元は標準フォーマットと判断。 不良セクタは424と442。複製ではNul値になっている。 @を入れたままではMacOSが起動しない。OS起動後に入れても、初期化の必要なDiskと判断される。 |
2. | DiskWarrior: ディレクトリを再構築できます。 |
DiskWarriorを立ち上げてからMOを入れ、ボリュームリストのリフレッシュで追加する。 再構築ファイルをプレビューで全てをHDにコピー。OK。 |
3. | Data Rescue:アロケーションブロックレイアウト(ABL)を自動キャリブレーションすることができません。マニュアルキャリブレーションを行ってください。 もう一度初期化しなおして同様にやってみると:アロケーションブロックレイアウト不明。ブートボリュームを復旧するには問題があります。メニューから他のボリュームを選んで下さい。(要するに不能) |
起動はCDからできる。新規ボリューム復旧で追加。ボリューム名が空白欄を選ぶ。 マニュアルキャリブレーションではNDDで修復済みMOから求めた「MDB/VHで見つかった情報:6-19」を入れてみるが、ファイル現れず。操作法が難解である。 |
4. | Norton Disk Doctor:右の操作で完全復元した | 未確認ディスクの検索でディスクを追加する。 マスターブートディレクトリで重度のエラー [シグネチャーが不正]修復/同[作成日が無効]修復/同[修正日が無効]修復/同[アロケーションブロックサイズが不正]修復/同[カタログBツリーの物理サイズが無効]修復/同[ボリューム名が不正]修復。以上で元のMOのアイコンとMO名まで全て復元した。 |
5. | 以上の結果、操作が最も簡単なのはDiskWarrior.、最も完全なのはNorton Disk Doctor、役に立たなかったのはData Rescueということになる。尚、B's Crewで初期化したMOで同じことをためしたら、3つのソフトの全てで復元ができた。 | |
Data Rescueの真価発揮の仕事がこないかなあ! |
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