USBフラッシュメモリのデータ救出例

USBフラッシュメモリは8GBなら千円以下と安くなって、みなさん気楽に使っていますが、それに応じてデータ救出のご依頼件数も増えています

A. 論理障害
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フォルダ/ファイルが見えない開かない、開くと内容が崩れている、あるいは削除/フォーマットしたメモリのデータを復旧をしたいなどのご依頼。これらは広い意味の論理障害です
 例@ USBメモリ128MB  消した覚えがないのに、フォルダ内がカラになっている。 復旧費:5,400円

 例A USBメモリ 4GB フォーマット必要の表示、ディレクトリデータの破損による障害。ディレクトリ再構築、CD焼きこみ。18,900円
 例B USBメモリ 
使用済み領域のサイズはあるがファイルが見えない今回は訂正不能のECC/CRCエラーのセクターが原因でルートディレクトリが見つからない状態。全セクターのバックアップデータを採り、ツールによりフォルダ構造を復元。18,900円









B, 物理障害

目に見える破損、変形、グラグラ、以外に、物理的な変形はないのに容量ゼロ媒体が認識されないなどの症状は物理的障害です。

 例C スライド式のUSBメモリの認識不良 スライド式のUSBメモリは時として内部で接点不良を起こすことがあります。手技で押さえ込んで認識。USB I/Fケーブルは必需品です。(税別18,000円)

 例D スライド式で全く認識しない症状、原因は接点不良ではなく、基板内の障害と推定され、メモリチップを取り外して直接アクセスする必要があり、8GB見積43,200円。








 例E 差し込み部分が下向きに曲がっている。分解したら口金から出ている4個のハンダ付け接点が4個とも外れていた。曲がりを直してハンダ付けし直し。超繊細な作業のためハンダ付け職人に依頼。ただし接続し直しただけでは認識ぜず、最終的には専門ツールによりセクターの生データを取得・フォルダ/ファイル再構築、43,200円









 例F このUSBメモリは差し込むとグラグラし、認識されないとして救出依頼されたものです。分解して調べると、差し込み部の金具と緑の基板の接着部分の片方が割れて、もう片方だけで繋がっている状態でした。
 このような事故を起こす原因のトップは
床置きPCの前面にペダルのように差し込んでいて、ソコツ者が蹴っ飛ばしてしまう場合です。このノートパソコンの場合は、背面にUSBメモリを指しているのを忘れてテーブルの上を空けようと、PCを押し込んだ時に壊れたのだそうです。
 基板の回路をよく見ると、壊れたところは配線が単純に口金に繋がっていれば良いところだったので、指先で挟んで読み取り、無事救出。その後、ボンドで固定してみましたが認識せず、逆に接着剤で絶縁されたようでした。19,440円






 例G 認識しない症状。これも口金から出ている4個のハンダ付け接点が4個とも外れていて、ハンダ付けし直し。(画面は作業完了時)実体顕微鏡を使用する超繊細な作業です。32,400円、









 例H〜J 容量がゼロ表示か全く認識しない。これらは外見上は異常はないが基板障害と判断し・専門ツールにより記憶チップを取り外し、直接セクターデータを採集し、フォルダ/ファイル再構築、料金は32,400円〜54,000円





















例@
 
例A

例B
例C

例D

例E

例F


例G

例H

例I

例J


当社では20年以上に及ぶ多くの、さまざまな状況下のデータ救出経験を積んでおり、非常に高い救出成功率をあげているので、メーカー様をはじめ、国内外の企業・官公庁・研究機関・個人・団体様からご依頼を受けております。安心してご利用ください。

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