- 空転の確認法、メディアの取り出し方、金具への貼り付け方などは私のサイト内の別ページをご参照ください。
- DOS/V用のコピーツールはVectorなどで検索すればいろいろあります。私の愛用するLogitec版(dskcpy.exe)の美点は、判読できないセクターをパスしたり、何度も試したりが任意にできることです。
- 複写先はフォーマット済みのDOS/V用FDの新しいものを使います(A)。10回くらい仮留めと読み出しを行うと、偶然最初の30セクターくらいまで連続して読めました。この回にエラーもしくはフォーマットが見つけられないセクターは37,
38, 55, 56, 91, 127, 128, 154, 163, 164,
199, 200, 235, 243, ・・・・という具合に100箇所くらいありましたが、その番号をメモしながら終わりまでコピーします。
- AをディスクコピーしてBをつくります。
- もう一度原本をBにdskcpyでコピーすると37で一旦止まります。ここで原本の張り合わせを微調整すると、今度はセクター1608まで一気にエラーなしで読めました.この回のエラー個所は、1608,
1618, 1654, 1655, 1690, 1691, 1726, 1727,
1758, 1763,,・・・・など計40個所。この内前回もエラーだった個所は13個所でした。前回成功して、今回エラーの個所はパスして進むので、上書きされません。ここが素晴らしい点です。
- BをディスクコピーしてCをつくります。
- またまた原本をCにdskcpyでコピー。当然1608で一旦止まります。ここで原本の張り合わせの微調整して読み出すと、今度のエラー個所は2012,
2443, 2513, 2542, 2718, ・・・・等10箇所で、前2回もエラーだったセクターは2718と2877だけでした。
- エクセルで開くと、5ファイルのうち3ファイルは完全復元。残る2ファイルもMicrosoft社の推奨するリンク呼び出しの手法(⇒)でデータ救出ができました。
- Aを使い続ければB、Cはいらないように見えますが、DSKCPYをやり直したいセクターまでもどして、読み出しを再開するために必要です。この時、それまでの成果を確保する意味でFDを取り替えます。
- 空回りの修復のカンドコロは元の張り合わせにどのくらいの扁心があったかを復元することです。
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