U1PROの住所録の救出
―サルベージ屋の本領発揮!!―
RTCもお手上げの住所録データは底引き網で引き上げて、エクセルに変換。
作業No.2M022 | 詳細情報 | |
症状 | 永年使い込んだU1PROの住所録データFDが突然保存、呼び出し出来なくなった. | |
対応 | |
|
1. | 一見してリング状の傷がわかる。 MS-DOS/720KB初期化済みFDにMag Copyで不良原本をバックアップ。 |
00-1,15-1,16-1,17-1が不良。特に17-1はデータが存在しない。 |
2. | バックアップをNUEにかけると文書リストと10件くらいの住所録データが復活。ただしRTCでは住所録を表示できない。 B00x.buxとDatafile.00xの形式はテキストファイルで,エディタで内容が読める。 リストには20件くらいあるので、ファイル数が不足している。 住所録として再生した文書中にユーザが必要としているデータが含まれていなかったので、次の底引き網作戦にうつる。 |
ファイルの復活リスト @@@@@@@@.@@@ が48個、(これはディレクトリのエラーで実体は存在しない。) B000.bux〜B009.buxが10個、(住所録定義ファイル) Datafile.000〜Datafile.009が10個、(住所録本体) Entry.000〜Entry009が10個、(どれも同じような内容、役割不明) J010.jux (文書ファイル) Ux4dic.dic (登録単語、外字?) Ux4file.fws (文書リスト) |
3. | 40字の全角空白+改行×8865行のテキストファイルをHDに作成して、新たに720KBで初期化したFDにコピー。これは1ファイルで全FD領域をカバーする。 MagicCopyでこの00-0トラックをバックアップFDにコピー。 これで、底引き網にバックアップFDの全内容が絡め撮られたので、あとはエディタで制御文字などを削除して、エクセルに読み出し、見やすいように編集する。 |
|
4. | DOS/VマシンではU1PRO文書を壊してしまうことがある。 全ての作業は、バックアップを取ってそれに対して行うこと。 |